2025年11月12日 17:00

映像は、企業のメッセージになる――伝える力で課題を解決

【サービス・DX】映像に関するコンサルティングサービス(株式会社フレックス)

「ビジネスチャンスEXPO in TOKYO」の注目出展者に、出展内容や見どころを伺う本企画。今回は、テレビ朝日グループの制作会社として報道の最前線を支えてきた株式会社フレックス(東京都港区西麻布1-2-9 EXタワー10階)の磯田健一郎氏にお話を伺いました。報道現場で培った取材力と構成力を武器に、企業の課題を“映像の力”で解決へ導く――それが同社のビジネスソリューション部です。映像を単なる“作品”ではなく“企業のメッセージ”として社会に伝えてくいく。そんな新しい「伝える力」の形を提案し続けています。その成果は数字にも表れており、2024年度の取引のうち実に88%がリピート顧客によるもの。多くの企業がパートナーとして選び続ける理由とは――その背景に迫ります。

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映像で課題を解く、企業に寄り添う提案力

株式会社フレックスは、テレビ朝日グループの制作会社として長年にわたり報道番組を手がけてきました。その現場で培った取材力と構成力を強みに、現在は企業の課題を映像で解決へ導くコンサルティング型サービスとして展開しています。

「私たちの仕事は、映像を作ることそのものではなく、課題を解決することです」と磯田氏。採用や広報、ブランディングなど、企業が直面するさまざまな経営課題に対し、映像を中心とした最適な手段を提案しています。

「人口減少の影響で採用活動が苦戦している」「自社の技術力や独自性をうまく伝えられない」――。同社に寄せられる相談は、企業の根幹に関わる切実なテーマばかりです。こうした課題に対し同社は、まずお客様の声にじっくり耳を傾け、丁寧な対話を重ねながら課題の本質をともに見極めることからプロジェクトを始めています。

リピート率88%、対話から始まる課題解決

課題解決をゴールに据える姿勢こそが、同社が顧客から厚い信頼を得ている理由です。
「私たちが何より大切にしているのは、動画を作る前の工程です」と、磯田氏は話します。「お客様自身が、何を本当に作りたいのか、どんな課題を解決したいのかを明確にできていないこともあります。だからこそ、じっくりお話を伺い、解決すべき本当のテーマを一緒に見つけていくことが重要なのです」

この対話を重ねる姿勢は、制作が終わった後も変わりません。定例会などを通じて経営層と意見を交わし、映像の効果検証や次の施策を提案します。「映像を作ることはゴールではなく、課題解決のための手段」。この理念のもと、顧客と長期的なパートナーシップを築いています。

丁寧なコミュニケーションの積み重ねが信頼を育み、2024年度のリピート率は実に88%を記録。「阿吽の呼吸のような関係を築けることで、より良い提案ができるのです」と磯田氏は語ります。

報道現場で磨いた取材力で、企業の“見えない魅力”を形に

報道の現場で鍛えた「現場を掘り下げる力」は、同社の大きな強みです。事実を取材し、情報を整理して伝える――そのスキルは、企業の魅力を映像で表現する際にも存分に活かされています。
「企業の中にある“見えない魅力”をどう伝えるかを、一緒に考えるのが私たちのスタイルです」と磯田氏。

取材力と構成力は、ライブイベントの演出や一体感の創出にも発揮されています。一方で、企業のPRや採用活動などの現場には、予算や権利、公開範囲などさまざまな制約がつきものです。同社は、そうした制約を逆手に取り、発想の転換によって新しいアイデアへと変えていきます。

例えば、ある企業から「YouTubeで日本の技術力を世界に発信したい」という相談を受けた際、当初はタレントを起用する案が検討されました。しかし、権利関係の問題で長期的な活用が難しいことが判明。そこで同社は、リポーターの代わりにオリジナルのパペットキャラクターを提案しました。このキャラクターが企業の“語り部”として活躍し、親しみやすく継続的に配信できる人気チャンネルが誕生。権利の制約を回避しながら、ブランドの世界観を効果的に発信する仕組みを構築しました。課題をチャンスに変える――柔軟な発想こそ、フレックスの真骨頂です。

また、採用映像の分野では「インタビューに出演した社員が将来退職してしまうリスク」や、「守秘義務のため社内の様子を公開できない」といった課題に対し、アニメーションによるストーリー再現を提案。個人情報や機密情報を守りながら、企業の魅力を印象的に伝える新たな表現手法を確立しています。さらに、AIナレーションを組み合わせることで、コストや更新作業の負担を軽減。常にお客様の立場に立ち、最適な伝え方を追求しています。

AIで広がる“伝わる映像”――表現の可能性を拡張する

いまや映像制作の現場でAIを活用することは、特別なことではありません。同社は早くからその可能性に注目し、AIを単なる効率化のツールではなく、新しい表現を生み出すパートナーとして活用しています。

AIナレーションや自動生成映像を取り入れることで、更新性を高めながらも、柔軟で“伝わる映像”を実現。さらに、イベント演出やライブ配信の分野にもAIを導入しています。中国・成都で開催されたワールドゲームズ2025の「日本代表選手団壮行会イベント」のプロデュースを担当し、「もしもパンダが競技に参加していたら」という仮想世界をAI技術により実現、イベント参加者の心を掴みました。

また、映像とWebサイトやSNSを組み合わせ、視聴者と双方向にコミュニケーションをとるインタラクティブな仕掛けにも挑戦しています。動画の中にQRコードを埋め込んで特設サイトへ誘導したり、SNS上でハッシュタグを活用して感想や意見を集めたり。映像は“見る”ものから“参加して楽しめる”体験へと進化しています。

「映像を一方的に見せる時代から、視聴者とコミュニケーションを取りながら体験を共有するメディアになっていく――そんな時代の先頭で、新しい表現を追求していきたい」と磯田氏は話します。

ビジネスチャンスEXPO in TOKYOで出会いたいのは、未来を共に「企てる」仲間

今回のブースでは、これまで手がけてきた企業映像やイベント演出の実績動画を上映し、制作の裏側や課題解決のプロセスを紹介します。

「『何を相談していいか分からない』という方こそ、ぜひ気軽に立ち寄ってほしいです」と、磯田氏。
「私たちが共有するのは、成功事例だけではありません。『実はここで苦労した』『こんな工夫で乗り越えた』――そうしたリアルな経験談こそ、次のヒントにつながることもあります。日本の成長を支えてきた素晴らしい技術や情熱を持つ企業の皆さんと出会い、その魅力をどうすればもっと面白く伝えられるか。一緒に企てるのが、私たちの一番の楽しみです。今回の展示会で、そんな新しい出会いが生まれればうれしいですね」

ブースでは、現場経験豊富なスタッフが映像づくりの舞台裏を直接紹介します。専門知識は一切不要。まずは雑談をするように話してみる。そこから、 “伝わる映像づくり”の第一歩が始まります。

株式会社フレックス
東京都港区西麻布1-2-9 EXタワー10階
https://flex.co.jp/
主な事業内容:番組制作・映像コンテンツ制作

 

 

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