2024年12月3日 12:00
【ご当地グルメゾーン】北のブランド(札幌商工会議所)
「ビジネスチャンスEXPO in TOKYO」の注目出展者たちに、出展内容や見どころをインタビュー。北海道札幌市からは、北海道らしい魅力を詰め込んだ食品やスイーツ、ワインなど、『北のブランド』として認証された逸品がこぞって出展。審査・認証を行っている北海道商工会議所の工藤洸さんに、『北のブランド』の魅力をはじめ、今回の見どころ、出展にかける想いをお聞きしました。
北のブランド認証事業とは、札幌商工会議所が2004年から行っているプロジェクトです。北海道の豊かな自然にはぐくまれた農産物や、それを使った食品、また、柔軟な発想と高い技術力から生み出されたこだわりの製品を、審査認証し、札幌を代表する製品としてブランド化を推進。付加価値を付けるとともに、販路拡大の支援やPR、情報の提供、展示・商談会への参加・出展の支援などを行っています。
「北海道内には、優れた製品がたくさん作られています。その中から我々が厳しく審査・認証を行ったものが『北のブランド』です。食品部門とものづくり部門の2部門から成り、食品部門はスイーツや冷凍食品、お酒、調味料、健康食品など6つのカテゴリーが、ものづくり部門は住宅設備からIT関連まで5つのカテゴリーがあります。学識者をはじめとするさまざまな分野の専門家がプロの視点からチェックし、北のブランドとして選定しています」
今回のビジネスチャンスEXPO in TOKYO には、そうした中からフード関連の8社が出展。北海道のソウルフードとして名高い「パンかま」や、北海道産素材と製法にこだわった「ご馳走プリン」、北海道産和牛を使ったシチューやカレー、日本産ぶどう原料から生まれたワインなど、バラエティ豊かな北のブランドがそろっています。
「参加される企業の皆様に楽しんでいただけるよう、8社ともに試食をたっぷりと用意してお待ちしています。また、バイヤー様との商談や販路の拡大につなげていただけるよう、私たち札幌商工会議所も全力でサポートを行う予定です。
8社の選定は、首都圏に販路があるか、今回のビジネスチャンスEXPO in TOKYOに適性があるか、そうした部分から選ばせていただき、声掛けを行いました。優れた食文化を持つ北海道には、知名度がまだそこまで高くないけれどおいしい食べものがたくさんあります。そのことをより多くの方に知っていただけたらうれしいですね。試食していただき『おいしかった』といった感想をいただくだけでも励みになります。ぜひ、私たちのブースを訪れてください」
札幌商工会議所では「REBORN! 札幌」と銘打ち、北海道経済の牽引を担うべく様々な活動を行っています。また、国内外をターゲットにした商談会を開催したり、他の地域で開催される展示会に出展したりするなど、アグレッシブにビジネスチャンスを開拓しています。
「食品製造業者とバイヤーとの懸け橋になるべく、『我が社の商品売り込み市』という商談会を開催しています。2024年は東京商工会議所様にご協力をいただき、首都圏のバイヤーに札幌まで足を運んでもらう、事前マッチング形式での商談も行いました。
海外にビジネス展開する企業と、今後の海外展開を希望する企業とのマッチング事業として『海外ビジネスEXPO北海道』を、札幌市などの協力を得て開催していますし、海外バイヤーを招いて道内の食品製造業者とのマッチングを行う『FOOD HOKKAIDO』も開催しています。
こうした商談会すべてにおいて、参加いただいた企業様からは『新たなつながりができた』『最新情報が得られた』と好意的な意見を頂戴しています」
札幌商工会議所は、昨年もビジネスチャンスEXPO in TOKYOに出展。出展企業と一体となり、EXPOそのものを盛り上げてくれました。
「今回出展いただく8社様には昨年の実績をお伝えし、対策を練っていただいているとともに、昨年同様に一体感のある展示を展開させていただこうと思っています。昨年はかなり多くの方にお越しいただけたようで、ありがたい限りです。食はもちろん、工業や観光面を含め、多岐に渡って注目いただけているように感じました。今回の目標は、もちろん販路の拡大です。名刺交換で終わらない、実のある商談につながることを期待しています。
また、今回の出展を通じ、一人でも多くの方が北海道に足を運んでいただけるよう、北海道の魅力もお伝えしたいと思っています。コロナ禍が明けインバウンド等により人流が戻ってきているとはいえ、まだまだ経済面では厳しい点があることも否めません。北海道を活性化させる起爆剤となれるよう、私たちにできる努力を続けていきます」
開催概要や本展のみどころは公式HPで順次アップ!
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