2024年11月29日 13:00
おいしく楽しく暮らしに“密着”⁉ 魔法のラップが広げる食の可能性
【ライフスタイル】GLADプレスンシール（いのちの素株式会社）
「ビジネスチャンスEXPO in TOKYO」の注目出展者たちに、出展内容や見どころをインタビューする本企画。今回は、アメリカGLAD社が開発した「PRESS‘NSEAL（プレスンシール）」の正規輸入及び販売代理を手掛ける、いのちの素株式会社（東京都大田区）の代表取締役・谷川真司さんにお話を伺います。日本では「魔法のラップ（マジックラップ）」として流行に敏感な主婦層はもとより、おいしさにこだわる飲食店業界で存在感を高めているプレスンシール。300万本以上を売り上げているこの商品の魅力について、一足先にお聞かせいただきました。
素材を選ばずに密着。紙にも使える手軽さがウケている
食品を包んだり食器に入れたままの食材を保護する際、薄手の食品ラップを使うことが日本では一般的になっています。しかし、こうした食品ラップは包む食材や素材によってまったくくっつかなかったり、ピッチリ覆っておいたつもりでも倒れた際に中身がこぼれてしまったりと、取扱いに難がありました。「こうした難を退け、どんな食材も新鮮においしく保つことができるラップ、それが『プレスンシール』なんです」と、谷川さん。
「プレスンシールは、GLAD社が米国で特許を取得している『グリップテックス』という技術を用いて作られています。指先で軽く押さえるだけで、隙間なくピタッと密着。外気に触れない状態になるので、食品をよりおいしく、より新鮮なまま、保存することが可能になります。
かなり強力に密着し、かつその状態を長く保つことができるので、飲み物や汁物などをこぼさず運ぶことも可能です。お客様も、飲食店側も、Win-Winになれるラップ、それがプレスンシールです」
鉄、ステンレス、陶器、磁器、紙、木――どんな素材でも密着するというプレスンシール。取材時、実際に手に取って試させてもらいましたが、その密着度の高さも驚くことながら、簡単に剥がれる上に、一度剥がした後でもまるでフタを開閉するかのような手軽さで再度密着ができることに驚愕。手にベタベタとくっつくことがないため扱いやすく張り直しが容易な点は、調理途中や食後のイライラを解消し、ノンストレスな調理を約束してくれそうです。
「一般のお客様からいただくお声の中には『サンドイッチを作る際に重宝する』というものが多くあります。一般的なラップですとパンとラップが密着せず滑ってしまうため、カットする際にズレてしまったり、水気が漏れてしまったりすることがあるようですが、プレスンシールでラップしてから行うと、形を崩すことなくサッとカットできるそうなんです。『見た目が映える』というお言葉もいただいていて、うれしいかぎりです。
また、日持ちのしない高級食パンが、硬くならずおいしいまま長く保存できたというお声もいただいています。私たちは、このプレスンシールが食品ロスを防ぐサポートにもなると考えています」
BtoCからBtoBへ。販路拡大に意欲
10年ほど前から通販番組と店頭で発売を開始。累計380万本以上を売り上げてきたプレスンシールですが、今後はBtoBに向けた販路の拡大を狙っているそうです。
「現在、売り上げの2～3割がBtoBで、飲食店など食品業界の方に使っていただいています。今後はより多くの方に使っていただけるよう、プレスンシールの魅力を伝えていきたいと考え、「ビジネスチャンスEXPO in TOKYO」への出展を決めました。
これまでは寿司店や焼き肉店といった、食材をできるだけ新鮮なまま保存したいと考えている飲食店で使用していただくことが多かったのですが、ケータリングやテイクアウトを行っている飲食店や業者様にもぜひ、手に取っていただきたいですね」
食べ物以外の汎用的な使い方もいろいろあり、人間の肌にもピタリと密着するため、「傷口や包帯を濡らしたくないけれど、シャワーを浴びたい」という場合にも役立つそうです。
「防災アドバイザーの方から、災害時に役立つ商品としてのおすすめもいただいています。災害時には紙皿などの食器を使いまわす必要が出てくることがあり、ラップをかけて使用することがありますが、一般的なラップではどうしてもズレてしまい、使いにくいものだそうです。プレスンシールはピタッと密着するので、ストレスなく使えるところが良いそうです。
また、使用済みのおむつをくるんで密着させれば、匂いや内容物が漏れることがありませんし、衣類にも密着するので小さなお子さんや介護の場でエプロン代わりに使うこともできます。
水と油以外のほぼ全ての素材に密着が可能なプレスンシールは、さまざまなシーンでお役に立つことでしょう」
ビジネスチャンスEXPO in TOKYOでは、端的に魅力を伝えられる展示を展開予定
世界には、日本ではまだ知られていない“新しくておもしろいモノ”がたくさんあります。谷川さんはそういった“モノ”に常にアンテナを張り、時代に合っていて、10年20年と愛され続ける魅力を持ち、安全性や、環境性も考慮した上で納得のいく商品を輸入し続けています。これまでにも健康博やフーデックスに出展したことがありますが、実はプレスンシールを出品するのは今回が初めてなのだとか。
「弊社は小さな会社ですが、おもしろい商品を扱っているというのが何よりの特徴です。また、おいしい、楽しい、の先にある、業者も消費者も一体となって満足できる未来を築くことが、私たちの使命であると思っています。
ぜひ、弊社ブースにお越しください。『これはぜひ、他の人にも知らせたい！』と思うような展示をご用意して、お待ちしています」
開催概要や本展のみどころは公式HPで順次アップ！
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